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ヤコブはカナンの住󠄃すめすなはちその父󠄃ちゝ寄寓やどりなり
And Jacob dwelt in the land wherein his father was a stranger, in the land of Canaan.


wherein his father was a stranger
〔創世記17章8節〕
8 われなんぢなんぢのち子孫しそんこのなんぢ寄寓やどれすなはちカナンの全󠄃地ぜんちあたへて永久とこしなへ產業もちものとなさんしかしてわれ彼等かれらかみとなるべし
〔創世記23章4節〕
4 われ汝等なんぢらうち賓旅たびびとなり寄居者やどれるものなり請󠄃汝等なんぢらうちにてわれ墓地はかどころあたへて所󠄃有もちものとなしわれをしてにんいだはうむることをせしめよ
〔創世記28章4節〕
4 又󠄂またアブラハムにあたへんとやくそくせしめぐみなんぢおよびなんぢともなんぢ子孫しそんたまなんぢをしてかみがアブラハムにあたへたまひしこのなんぢ寄寓やどれたもたしめたまはんことをと
〔創世記36章7節〕
7 二人ふたり富有もちものおほくしてともにをるあたはざればなりかれらが寄寓やどりしところのはかれらの家畜かちくのためにかれらをいるるをえざりき
〔ヘブル書11章9節〕
9 信仰しんかうにより異國ことくにるごとく約束やくそくやどり、おな約束やくそくぐべきイサクとヤコブととも幕屋まくや住󠄃めり。~(16) されどかれらのした所󠄃ところてんにあるさら勝󠄃まさりたる所󠄃ところなり。このゆゑかみかれらのかみとなへらるるをはぢとしたまはず、そはかれのためにみやこそなたまへばなり。
〔ヘブル書11章16節〕

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ヤコブのでんのごとしヨセフ十七さいにしてその兄弟きやうだいともひつじふヨセフは童子わらべにしてその父󠄃ちゝつまビルハのおよびジルパのともたりしが彼等かれらあしこと父󠄃ちゝにつぐ
These are the generations of Jacob. Joseph, being seventeen years old, was feeding the flock with his brethren; and the lad was with the sons of Bilhah, and with the sons of Zilpah, his father's wives: and Joseph brought unto his father their evil report.


evil report
〔サムエル前書2章22節〕
22 ここにエリはなはおいそのがイスラエルの人々ひと〴〵になせしもろ〳〵こときまたその集會しふくわい幕屋まくやもんにいづる婦󠄃人をんなたちといねたるをきゝて~(24) わがしかすべからずわがきくところの風聞ふうぶんよからずなんぢらヱホバのたみをしてあやまたしむ 〔サムエル前書2章24節〕
〔ヨハネ傳7章7節〕
7 なんぢらを憎にくむことあたはねどわれ憎にくむ、われ所󠄃作しわざしきをあかしすればなり。
〔コリント前書1章11節〕
11 わが兄弟きゃうだいよ、クロエのいへもの、なんぢらのうち紛爭あらそひあることをわれらせたり。
〔コリント前書5章1節〕
1 げん所󠄃ところによれば、なんぢらのうち淫行いんかうありと、しかしてその淫行いんかう異邦人いはうじんうちにもなきほどにして、あるひとその父󠄃ちちつまてりとふ。
〔コリント前書11章18節〕
18 なんぢらが敎會けうくわいあつまるとき分󠄃爭あらそひありとく、われぼこれをしんず。
the generations
〔創世記2章4節〕
4 ヱホバかみてん造󠄃つくりたまへる天地てんち創造󠄃つくられたるその由來ゆらいこれなり
〔創世記5章1節〕
1 アダムのでんふみこれなりかみひと創造󠄃つくりたまひしかみかたどりてこれ造󠄃つくりたまひ
〔創世記6章9節〕
9 ノアのでんこれなりノアは義人たゞしきひとにしてその完全󠄃まつたものなりきノアかみともあゆめり
〔創世記10章1節〕
1 ノアのセム、ハム、ヤペテのでんこれなり洪水こうずゐのち彼等かれら子等こどもうまれたり
wives
〔創世記30章4節〕
4 その仕女つかへめビルハをかれにあたへてつまとなさしめたりヤコブすなはかれところにいる
〔創世記30章9節〕
9 こゝにレアうむことのやみたるをしかばその仕女つかへめジルパをとりてこれをヤコブにあたへてつまとなさしむ
〔創世記35章22節〕
22 イスラエルかの住󠄃すめときにルベンゆき父󠄃ちゝそばめビルハといねたりイスラエルこれを
    それヤコブのは十二にんなり
〔創世記35章25節〕
25 ラケルの仕女つかへめビルハのはダンとナフタリなり
〔創世記35章26節〕
26 レアの仕女つかへめジルパのはガドとアセルなり是等これらはヤコブのにしてパダンアラムにてかれうまれたるものなり

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ヨセフは老年子としよりごなるがゆゑにイスラエルそのすべて兄弟きやうだいよりもふかくこれをあいしこれがためにいろどれころもつくれり
Now Israel loved Joseph more than all his children, because he was the son of his old age: and he made him a coat of many colours.


a coat
〔創世記37章23節〕
23 こゝにヨセフ兄弟きやうだいもといたりければ彼等かれらヨセフのころもすなはちそのたるいろどれころも
〔創世記37章32節〕
32 そのいろどれころも父󠄃ちゝにおくり遣󠄃つかはしていひけるは我等われらこれをたりなんぢのころもなるやいなやれと
〔士師記5章30節〕
30 かれらものしてこれを分󠄃わかたざらんやひとごとに一人ひとり二人ふたり女子をなごんシセラのるものはいろどれころもならんそのものいろどれころもにして文繍ぬひほどこせるものならんすなはいろどりて兩面ふたおも文繍ぬひをほどこせるころもをえてそのくびにまとはんと
〔サムエル後書13章18節〕
18 タマルふりそでゐたりわう女等ひめたち處女をとめなるものはかくのごとき衣服󠄃ころもをもてよそほひたりアムノンの侍者そばづかへかれをそとにいだしてそのあととざせり
〔詩篇45章13節〕
13 わうのむすめは殿とののうちにていとどさかえかがやき そのころもはこがねをもておりなせり
〔詩篇45章14節〕
14 かれは鍼繍ぬひものせるころもをきてわうのもとにいざなはる これにともなへる處女をとめもそのあとにしたがひてなんぢのもとにみちびかれゆかん
〔エゼキエル書16章16節〕
16 なんぢおのれの衣服󠄃ころもをとりて崇邱たかきところいろどつくりそのうへ姦淫かんいんをおこなへりこれなすべからずあるべからざることなり
colours
無し
loved
〔ヨハネ傳3章35節〕
35 父󠄃ちち御子みこあいし、萬物ばんもつをそのゆだたまへり。
〔ヨハネ傳13章22節〕
22 弟子でしたちたがひかほあはせ、たれにつきてたまふかをいぶかる。
〔ヨハネ傳13章23節〕
23 イエスのあいしたまふ一人ひとり弟子でし、イエスの御胸みむねによりそひたれば、
son
〔創世記44章20節〕
20 我等われらしゆにいへり我等われらにわが父󠄃ちゝあり老人らうじんなり又󠄂またその老年子としよりごなる少者わかうどありそのあにしにてそのはゝ遺󠄃のこせるはたゞこれのみゆゑ父󠄃ちゝこれをあいすと~(30) そも〳〵父󠄃ちゝ生命いのち童子わらべ生命いのちとはあひむすびてあればわれなんぢのしもべわが父󠄃ちゝかへりいたらんとき童子わらべもしわれらとともをらずば如何いかんぞや 〔創世記44章30節〕

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その兄弟きやうだい父󠄃ちゝがそのすべて兄弟きやうだいよりもふかかれあいするをかれにく穩和やはらかかれにものいふことをせざりき

And when his brethren saw that their father loved him more than all his brethren, they hated him, and could not speak peaceably unto him.


and could not speak peaceably unto him
無し
hated him
〔創世記4章5節〕
5 カインとその供物そなへものをばかへりたまはざりしかばカインはなはいかかつそのおもてをふせたり
〔創世記27章41節〕
41 エサウ父󠄃ちゝのヤコブをしゆくしたるそのめぐみためにヤコブをにくめりすなはちエサウこゝろいひけるは父󠄃ちゝ近󠄃ちかければ其時そのときわれおとうとヤコブをころさんと
〔創世記37章5節〕
5 こゝにヨセフゆめをみてその兄弟きやうだいつげければ彼等かれらいよ〳〵これをにくめり
〔創世記37章11節〕
11 かゝりしかばその兄弟きやうだいかれをねためりされどその父󠄃ちゝはこのことばをおぼえたり
〔創世記37章18節〕
18 ヨセフの彼等かれら近󠄃ちかづかざる前󠄃まへかれこれはるかてこれをころさんとはかり~(24) かれとらへあななげいれたりあな空󠄃からにしてそのなかみづあらざりき
〔創世記37章24節〕
〔創世記49章23節〕
23 射者いるものかれをなやましかれかれをにくめり
〔サムエル前書16章12節〕
12 こゝにおいてひとをつかはしてかれをつれきたらしむ其人そのひといろあかうるはしくしてそのかたちうつくしヱホバいひたまひけるは起󠄃たちてこれにあぶらをそゝこれ其人そのひとなり
〔サムエル前書16章13節〕
13 サムエルあぶらつのをとりてその兄弟きやうだいなかにてこれにあぶらをそそげりこのよりのちヱホバのみたまダビデにのぞむサムエルはたちてラマにゆけり
〔サムエル前書17章28節〕
28 あにエリアブ、ダビデが人々ひと〴〵とかたるをきゝしかばエリアブ、ダビデにむかひていかりをはつしいひけるはなんぢなにのためにこゝくだりしやにあるわづかのひつじたれにあづけしやわれなんぢ傲慢ほこりあしこゝろなんぢ戰爭いくさんとてくだればなり
〔詩篇38章19節〕
19 わがあたはいきはたらきてたけくゆゑなくしてわれをうらむるものおほし
〔詩篇69章4節〕
4 ゆゑなくしてわれをにくむものわがかしらのよりもおほくいはれなくしてわがあたとなりわれをほろぼさんとするものの勢力いきほひつよし われかすめざりしものをもつくのはせらる
〔ヨハネ傳7章3節〕
3 兄弟きゃうだいたちイエスにふ『なんぢのおこなわざ弟子でしたちにもせんために、此處ここりてユダヤにけ。~(5) これその兄弟きゃうだいたちもイエスをしんぜぬゆゑなり。 〔ヨハネ傳7章5節〕
〔ヨハネ傳15章18節〕
18 もしなんぢらを憎にくまば、なんぢよりさきわれ憎にくみたることをれ。
〔ヨハネ傳15章19節〕
19 なんぢもしのものならば、おのがものをあいするならん。なんぢらはのものならず、われなんぢらをより選󠄄えらびたり。このゆゑなんぢらを憎にくむ。
〔テトス書3章3節〕
3 われらも前󠄃さきにはおろかなるもの、したがはぬもの、迷󠄃まよへるもの、さまざまのよく快樂けらくとにつかふるもの、惡意󠄃あくい嫉妬ねたみとをもて過󠄃すごすもの、憎にくむべきもの、またたがひ憎にくものなりき。
〔ヨハネ第一書2章11節〕
11 その兄弟きゃうだい憎にくもの暗󠄃黑くらきにあり、暗󠄃くらきうちをあゆみておのくところをらず、これ暗󠄃黑くらきはそのくらましたればなり。
〔ヨハネ第一書3章10節〕
10 これりてかみ惡魔󠄃あくまとはあきらかなり。おほよそおこなはぬものおよびおの兄弟きゃうだいあいせぬものかみよりづるにあらず。
〔ヨハネ第一書3章12節〕
12 カインにならふな、かれしきものよりでておの兄弟きゃうだいころせり。なにゆゑころしたるか、おの行爲おこなひしく、その兄弟きゃうだい行爲おこなひたゞしかりしにる。
〔ヨハネ第一書4章20節〕
20 ひともし『われかみあいす』とひて、その兄弟きゃうだい憎にくまば、これいつはりものなり。すでるところの兄弟きゃうだいを《[*]》あいせぬものは、いまかみあいすることあたはず。[*異本「愛せずして未だ見ぬ神をいかで愛せんや」とあり。]

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こゝにヨセフゆめをみてその兄弟きやうだいつげければ彼等かれらいよ〳〵これをにくめり
And Joseph dreamed a dream, and he told it his brethren: and they hated him yet the more.


and they
〔創世記37章4節〕
4 その兄弟きやうだい父󠄃ちゝがそのすべて兄弟きやうだいよりもふかかれあいするをかれにく穩和やはらかかれにものいふことをせざりき
〔創世記37章8節〕
8 その兄弟きやうだいたちこれにいひけるはなんぢまことにわれらのきみとなるやまこと我等われらををさむるにいたるやとそのゆめとそのことばのためにます〳〵これをにくめり
〔創世記49章23節〕
23 射者いるものかれをなやましかれかれをにくめり
〔ヨハネ傳17章14節〕
14 われ御言みことばかれらにあたへたり、しかしてかれらを憎にくめり、われのものならぬごとく、かれらものものならぬにりてなり。
dreamed
〔創世記28章12節〕
12 ときかれゆめみはしだてにたちゐてそのいたゞきてんいたれるを又󠄂またかみ使者つかひそれにのぼりくだりするをたり
〔創世記40章5節〕
5 ここひとやつながれたるエジプトわう酒人さかびと膳夫かしはで二人ふたりともに一夜ひとようちおの〳〵ゆめたりそのゆめはおのおのその解明ときあかしにかなふ
〔創世記41章1節〕
1 ねんのちパロゆめみることありすなはかはほとりにたちて
〔創世記42章9節〕
9 ヨセフそのさき彼等かれらことゆめみたるゆめおもひいだし彼等かれらいひけるは汝等なんぢら間者かんじやにしてこのくにすきうかゞはんとてきたれるなり
〔民數紀略12章6節〕
6 これいひたまはく汝等なんぢらわがことばなんぢらのうちにもし預言者よげんしやあらばわれヱホバ異象まぼろしにおいてわれをこれにしらしめまたゆめにおいてこれかたらん
〔士師記7章13節〕
13 ギデオン其處そこいたりしにあるひとその伴󠄃侶ともゆめかたりてりすなはちいふわれゆめたりしがゆめおほむぎのパンひとつミデアンのぢんちうまろびいりててんまくいたこれをうちたふくつがへしたればてんまくたふふせ
〔士師記7章14節〕
14 伴󠄃侶ともこたへていふこれイスラエルのひとヨアシのギデオンのつるぎほかならずかみミデアンとすべてのぢんえいこれわたしたまふなりと
〔列王紀略上3章5節〕
5 ギベオンにてヱホバよるゆめにソロモンにあらはれたまへりかみいひたまひけるはわれなになんぢあたふべきかなんぢもとめよ
〔詩篇25章14節〕
14 ヱホバの親愛したしみはヱホバをおそるるものとともにあり ヱホバはその契󠄅約けいやくをかれらにしめしたまはん
〔ダニエル書2章1節〕
1 ネブカデネザルの治世ぢせいの二ねんにネブカデネザルゆめそれがためにこゝろおもひなやみてまたねむることあたはざりき
〔ダニエル書4章5節〕
5 われひとつゆめこれがためにおそすなはとこにありてそのことおもひめぐらしそのわがのうちう異象まぼろしのためにこゝろをなやませり
〔ヨエル書2章28節〕
28 そののちわれ吾靈わがみたま一切すべてひとそゝがん なんぢらの男子むすこ女子むすめ預言よげんせん なんぢらのおいたるひとゆめ なんぢらのわかひと異象まぼろし
〔アモス書3章7節〕
7 それしゆヱホバはそのかくれたることをそのしもべなる預言者よげんしやつたへずしては何事なにごとをもなしたまはざるなり

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ヨセフ彼等かれらにいひけるは請󠄃ふわがたるこのゆめ
And he said unto them, Hear, I pray you, this dream which I have dreamed:


Hear
〔創世記44章18節〕
18 ときにユダかれに近󠄃ちかよりていひけるはわがしゆ請󠄃しもべをしてしゆみゝ一言ひとこといふをえせしめよしもべにむかひていかりはつしたまふなかれなんぢはパロのごとくにいますなり
〔士師記9章7節〕
7 ヨタムにかくとつぐるものありければゆきてゲリジムやまいただきこゑあげさけびかれらにいひけるはシケムのたみわれきけかみまたなんぢらにきゝたまはん

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我等われらはたけなか禾束たばをむすびたるにわが禾束たばおきかつたてしかして汝等なんぢら禾束たばめぐりたちてわが禾束たばはいせり
For, behold, we were binding sheaves in the field, and, lo, my sheaf arose, and also stood upright; and, behold, your sheaves stood round about, and made obeisance to my sheaf.


obeisance
〔ピリピ書2章10節〕
10 これてんるもの、るもの、したにあるもの、ことごとくイエスのによりてひざかゞめ、
〔コロサイ書1章18節〕
18 しかしてかれはそのからだなる敎會けうくわいかしらなり、かれはじめにして死人しにんうちより最先いやさきうまたまひしものなり。これすべてのこときてをさとならんためなり。
your sheaves
〔創世記42章6節〕
6 ときにヨセフはくに總督つかさにしてくにすべてひとうることをなせりヨセフの兄弟きやうだいきたりてその前󠄃まへふしはい
〔創世記42章9節〕
9 ヨセフそのさき彼等かれらことゆめみたるゆめおもひいだし彼等かれらいひけるは汝等なんぢら間者かんじやにしてこのくにすきうかゞはんとてきたれるなり
〔創世記43章26節〕
26 こゝにヨセフいへにかへりしかば彼等かれらその禮物れいもついへにもちきたりてヨセフのもとにいたりふしてこれをはい
〔創世記44章14節〕
14 しかしてユダとその兄弟きやうだいヨセフのいへにいたるにヨセフなほ其處そこにをりしかばその前󠄃まへ
〔創世記44章19節〕
19 さきにわがしゆしもべとふ汝等なんぢら父󠄃ちゝあるやおとうとあるやといひたまひしかば

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その兄弟きやうだいたちこれにいひけるはなんぢまことにわれらのきみとなるやまこと我等われらををさむるにいたるやとそのゆめとそのことばのためにます〳〵これをにくめり
And his brethren said to him, Shalt thou indeed reign over us? or shalt thou indeed have dominion over us? And they hated him yet the more for his dreams, and for his words.


reign over us
〔創世記37章4節〕
4 その兄弟きやうだい父󠄃ちゝがそのすべて兄弟きやうだいよりもふかかれあいするをかれにく穩和やはらかかれにものいふことをせざりき
〔出エジプト記2章14節〕
14 かれいひけるはなんぢたててわれらのきみとし判󠄄官さばきびととしたるやなんぢかのエジプトびとをころせしごとくわれをもころさんとするやとこゝにおいてモーセおそれてそのことかならずれたるならんとおもへり
〔サムエル前書10章27節〕
27 しかれどもよこしまなる人々ひと〴〵彼人かのひといかでわれらをすくはんやといひてこれ蔑視あなどこれ禮物れいもつをおくらざりしかどサウルはあふしのごとくせり
〔サムエル前書17章28節〕
28 あにエリアブ、ダビデが人々ひと〴〵とかたるをきゝしかばエリアブ、ダビデにむかひていかりをはつしいひけるはなんぢなにのためにこゝくだりしやにあるわづかのひつじたれにあづけしやわれなんぢ傲慢ほこりあしこゝろなんぢ戰爭いくさんとてくだればなり
〔詩篇2章3節〕
3 われらそのかせをこぼち そのなはをすてんと~(6) しかれどもわれわがわうをわがきよきシオンのやまにたてたりと 〔詩篇2章6節〕
〔詩篇118章22節〕
22 工師いへつくりのすてたるいしはすみの首石おやいしとなれり
〔ルカ傳19章14節〕
14 しかるにたみかれを憎にくみ、あとより使つかひ遣󠄃つかはして「われらはひとわれらのわうとなることをほっせず」とはしむ。
〔ルカ傳20章17節〕
17 イエスかれらにめてたまふ『されば 「造󠄃家者いへつくりらのてたるいしは、 これぞすみ首石おやいしとなれる」としるされたるはなんぞや。
〔使徒行傳4章27節〕
27 はたしてヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人いはうじんおよびイスラエルのたみとともに、なんぢあぶらそそぎたまひし聖󠄄せいなるしもべイエスに逆󠄃さからひてみやこにあつまり、
〔使徒行傳4章28節〕
28 御手みて御旨みむねとにて、るべしとあらかじめさだたまひしことをなせり。
〔使徒行傳7章35節〕
35 かれらが「たれが、なんぢててつかさまた審判󠄄さばきひととせしぞ」とひてこばみしのモーセを、かみしばのなかにあらはれたる御使みつかひにより、つかさまた《[*]》救人すくひてとして遣󠄃つかはたまへり。[*或は「贖人」と譯す。]
〔ヘブル書10章29節〕
29 ましてかみみつけ、おの潔󠄄きよめられし契󠄅約けいやく潔󠄄きよからずとなし、恩惠めぐみ御靈みたまあなどものくべきばつおもきこと如何許いかばかりとおもふか。

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ヨセフ又󠄂またひとつゆめをみてこれをその兄弟きやうだい述󠄃のべていひけるはわれまたゆめをみたるにつきと十一のほしわれをはいせりと
And he dreamed yet another dream, and told it his brethren, and said, Behold, I have dreamed a dream more; and, behold, the sun and the moon and the eleven stars made obeisance to me.


another dream
〔創世記37章7節〕
7 我等われらはたけなか禾束たばをむすびたるにわが禾束たばおきかつたてしかして汝等なんぢら禾束たばめぐりたちてわが禾束たばはいせり
〔創世記41章25節〕
25 ヨセフ、パロにいひけるはパロのゆめひとつなりかみそのなさんとする所󠄃ところをパロにしめしたまへるなり
〔創世記41章32節〕
32 パロのふたゝびゆめをかさねたまひしはかみがこのことをさだめて速󠄃すみやかこれをなさんとしたまふなり
stars
〔ダニエル書8章10節〕
10 てんぐんにおよぶまでにたかくなりそのぐんほし數箇すうこなげくだしてこれをふみつけ
〔ピリピ書2章15節〕
15 これなんぢらむべき所󠄃ところなく素直すなほにしてまがれる邪惡よこしまなる時代じだいりてかみきずなきとならんためなり。なんぢらは生命いのちことばたもちて、ひかりのごとく時代じだいかゞやく。
the sun
〔創世記37章10節〕
10 すなはちこれをその父󠄃ちゝ兄弟きやうだい述󠄃のべければ父󠄃ちゝかれをいましめてかれにいふなんぢしこのゆめなにぞやわれなんぢはゝとなんぢの兄弟きやうだいまことにゆきてかゞみなんぢはいするにいたらんやと
〔創世記43章28節〕
28 彼等かれらこたへてわれらの父󠄃ちゝなんぢしもべつゝがなくしてなほいきながらへをるといひをかゞめれいをなす
〔創世記44章14節〕
14 しかしてユダとその兄弟きやうだいヨセフのいへにいたるにヨセフなほ其處そこにをりしかばその前󠄃まへ
〔創世記44章19節〕
19 さきにわがしゆしもべとふ汝等なんぢら父󠄃ちゝあるやおとうとあるやといひたまひしかば
〔創世記45章9節〕
9 汝等なんぢらいそぎ父󠄃ちゝもとにのぼりゆきてこれにいへなんぢヨセフかくかみわれをエジプト全󠄃國ぜんこくしゆとなしたまへりわが所󠄃ところにくだれ遲疑ためらふなかれ
〔創世記46章29節〕
29 ヨセフそのくるまとゝのへゴセンにのぼりて父󠄃ちゝイスラエルをむかこれにまみえてそのくびいだくびをかゝへてひさし
〔創世記47章12節〕
12 ヨセフその父󠄃ちゝ兄弟きやうだい父󠄃ちゝ全󠄃家ぜんかにそのかずにしたがひて食󠄃物くひものをあたへて養󠄄やしなへり
〔創世記50章15節〕
15 ヨセフの兄弟きやうだいその父󠄃ちゝしにたるをていひけるはヨセフあるいはわれらをうらむることあらん又󠄂またかならずわれらがかれになしたるもろ〳〵あくにむくゆるならんと~(21) ゆゑなんぢらおそるゝなかれわれなんぢらとなんぢらの子女こどもをやしなはんと彼等かれらをなぐさめねんごろこれにかたれり
〔創世記50章21節〕
〔使徒行傳7章9節〕
9 先祖せんぞたちヨセフをねたみてエジプトにりしに、かみかれともいまして、~(14) ヨセフ遣󠄃つかはしておの父󠄃ちちヤコブとすべての親族しんぞくしちじふにんまねきたれば、 〔使徒行傳7章14節〕

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すなはちこれをその父󠄃ちゝ兄弟きやうだい述󠄃のべければ父󠄃ちゝかれをいましめてかれにいふなんぢしこのゆめなにぞやわれなんぢはゝとなんぢの兄弟きやうだいまことにゆきてかゞみなんぢはいするにいたらんやと
And he told it to his father, and to his brethren: and his father rebuked him, and said unto him, What is this dream that thou hast dreamed? Shall I and thy mother and thy brethren indeed come to bow down ourselves to thee to the earth?


Shall I
〔創世記27章29節〕
29 もろ〳〵たみなんぢにつかへもろ〳〵くになんぢかゞめなんぢ兄弟きやうだいたちしゆとなりなんぢはゝ子等こらなんぢをかゞめんなんぢのろものはのろはれなんぢしゆくものしゆくせらるべし
〔イザヤ書60章14節〕
14 なんぢくるしめたるものの子輩こらはかがみてなんぢにきたり なんぢをさげしめたるものはことごとくなんぢの足下あしもとにふし かくなんぢをヱホバのみやこイスラエルの聖󠄄者せいしやのシオンととなへん
〔ピリピ書2章10節〕
10 これてんるもの、るもの、したにあるもの、ことごとくイエスのによりてひざかゞめ、
〔ピリピ書2章11節〕
11 かつもろもろのしたの『イエス・キリストはしゅなり』とひあらはして、榮光えいくわう父󠄃ちちなるかみせんためなり。

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かゝりしかばその兄弟きやうだいかれをねためりされどその父󠄃ちゝはこのことばをおぼえたり

And his brethren envied him; but his father observed the saying.


envied
〔創世記26章14節〕
14 すなはひつじうし僕從しもべおほもちしかばペリシテびとかれそねみたり~(16) こゝにアビメレク、イサクにいひけるはなんぢおほい我等われらよりも强大つよければ我等われらをはなれてれと 〔創世記26章16節〕
〔詩篇106章16節〕
16 たみはえいのうちにてモーセをねたみヱホバの聖󠄄者せいじやアロンをねたみしかば
〔傳道之書4章4節〕
4 われまたもろ〳〵勞苦ほねをりもろ〳〵工事わざ精巧たくみとをるに これひとのたがひにねたみあひてせるものたるなり これ空󠄃くうにしてかぜとらふるがごと
〔イザヤ書11章13節〕
13 またエフライムのそねみはうせ ユダをなやますものはたゝれ エフライムはユダをそねまず ユダはエフライムをなやますことなかるべし
〔イザヤ書26章11節〕
11 ヱホバよなんぢのみてたかくあがれどもかれら顧󠄃かへりみず されどなんぢがたみをすくひたまふ熱心ねつしんばはぢをいだかん なんぢのてきをやきつくすべし
〔マタイ傳27章18節〕
18 これピラトかれらのイエスをわたししはねたみるとゆゑなり。
〔マルコ傳15章10節〕
10 これピラト、祭司長さいしちゃうらのイエスをわたししは、ねたみるとゆゑなり。
〔使徒行傳7章9節〕
9 先祖せんぞたちヨセフをねたみてエジプトにりしに、かみかれともいまして、
〔使徒行傳13章45節〕
45 れどユダヤびとはその群衆ぐんじゅうねたみ滿みたされ、パウロのかたることに逆󠄃さからひてのゝしれり。
〔ガラテヤ書5章21節〕
21 猜忌そねみ醉酒すゐしゅ宴樂えんらくなどのごとし。われすでにいましめたるごとく、いままたいましむ。か ることをおこなものかみくにぐことなし。
〔テトス書3章3節〕
3 われらも前󠄃さきにはおろかなるもの、したがはぬもの、迷󠄃まよへるもの、さまざまのよく快樂けらくとにつかふるもの、惡意󠄃あくい嫉妬ねたみとをもて過󠄃すごすもの、憎にくむべきもの、またたがひ憎にくものなりき。
〔ヤコブ書3章14節〕
14 されどなんぢもしこゝろのうちににがねたみ黨派心たうはしんとをいだかば、ほこるな、眞理しんりもとりていつはるな。~(16) ねたみ黨派心たうはしんとある所󠄃ところにはみだれ各樣さまざましきわざとあればなり。 〔ヤコブ書3章16節〕
〔ヤコブ書4章5節〕
5 聖󠄄書せいしょに『かみわれらのうち住󠄃ませたまひしれいを、ねたむほどにしたひたまふ』とへるをむなしきこととなんぢおもふか。
observed
〔創世記24章31節〕
31 これいひけるはなんぢヱホバにめぐまるゝもの請󠄃なんそとにたつやわれいへそなかつ駱駝らくだのために所󠄃ところをそなへたり
〔ダニエル書7章28節〕
28 そのことこゝにて終󠄃をはれりわれダニエルこれをおもひまはしておほいうれかほいろかはりぬわれこのことこゝろをさ
〔ルカ傳2章19節〕
19 しかしてマリヤはすべこれのことをこゝろとどめておもまはせり。
〔ルカ傳2章51節〕
51 かくてイエスかれとともにくだり、ナザレにきてしたがつかへたまふ。ははこれらのことをことごとくこゝろをさむ。

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こゝにその兄弟きやうだいシケムにゆきて父󠄃ちゝひつじかひゐたりしかば
And his brethren went to feed their father's flock in Shechem.


in Shechem
〔創世記33章18節〕
18 ヤコブ、パダンアラムよりきたりてつゝがなくカナンのにあるシケムのまちいたまち前󠄃まへにそのてんまく
〔創世記34章25節〕
25 かく三日みつかにおよび彼等かれらそのいたみをおぼゆるときヤコブの二人ふたりすなはちデナの兄弟きやうだいなるシメオンとレビおの〳〵かたなをとりゆきおもひよらざるときまちおそ男子をとここと〴〵ころし~(31) かれらいふかれあにわれらのいもうと娼妓あそびめのごとくしてよからんや 〔創世記34章31節〕
〔創世記37章1節〕
1 ヤコブはカナンの住󠄃すめすなはちその父󠄃ちゝ寄寓やどりなり

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イスラエル、ヨセフにいひけるはなんぢ兄弟きやうだいはシケムにてひつじかひをるにあらずやきたなんぢ彼等かれらにつかはさんヨセフ父󠄃ちゝにいふわれこゝにあり
And Israel said unto Joseph, Do not thy brethren feed the flock in Shechem? come, and I will send thee unto them. And he said to him, Here am I.


Here am I
〔創世記22章1節〕
1 是等これらことのちかみアブラハムをこゝろみんとてこれをアブラハムよとよびたまふかれわれこゝにあり
〔創世記27章1節〕
1 イサクおいくもりてるあたはざるにおよびてその長子ちやうしエサウをよびこれわがよといひければこたへてわれこゝにありといふ
〔創世記27章18節〕
18 かれすなは父󠄃ちゝもとにいたりてわが父󠄃ちゝよといひければわれこゝにありわがなんぢたれなると
〔サムエル前書3章4節〕
4 ときにヱホバ、サムエルをよびたまふかれわれこゝにありといひて~(6) ヱホバまたかさねてサムエルよとよびたまへばサムエルおきてエリのもとにいたりいひけるはなんぢわれをよぶわれここにありエリこたへけるはわれよばずわがかへりていねよ 〔サムエル前書3章6節〕
〔サムエル前書3章8節〕
8 ヱホバ、たびめに又󠄂またサムエルをよびたまへばサムエルおきてエリのもとにたりいひけるはなんぢわれをよぶわれここにありとエリすなはちヱホバの童子わらべをよびたまひしをさとる
〔サムエル前書3章16節〕
16 エリ、サムエルをよびていひけるはわがサムエルよこたへけるはわれここにあり
〔エペソ書6章1節〕
1 たるものよ、なんぢらしゅにありて兩親ふたおやしたがへ、これたゞしきことなり。~(3) さらばなんぢ幸福さいはひ、またうへいのちながからん』 〔エペソ書6章3節〕
come
〔サムエル前書17章17節〕
17 ときにヱサイそのダビデにいひけるはいまなんぢあにのためにこの烘麥やきむぎこのとをのパンをりてぢんえいにをるあにのところにいそぎゆけ~(20) ダビデ朝󠄃あさはやくおきてひつじをひとりの牧者ぼくしやにあづけヱサイのめいぜしごとくたづさへゆきてくるまがこひにいたるに軍勢ぐんぜいいでて行伍そなへをなし鯨波ときのこゑをあげたり 〔サムエル前書17章20節〕
〔マタイ傳10章16節〕
16 よ、われなんぢらを遣󠄃つかはすは、ひつじ豺狼おほかみのなかにるるがごとし。このゆゑへびのごとく慧󠄄さとく、鴿はとのごとく素直すなほなれ。
〔ルカ傳20章13節〕
13 葡萄園ぶだうぞのぬしいふ「われなにさんか。いつくしむ遣󠄃つかはさん、あるひこれうやまふなるべし」

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父󠄃ちゝかれにいひけるは請󠄃ゆきなんぢ兄弟きやうだいむれつゝがなきやいなてかへりてわれにつげよとかれをヘブロンのたにより遣󠄃つかはしければ遂󠄅つひにシケムにいたる。
And he said to him, Go, I pray thee, see whether it be well with thy brethren, and well with the flocks; and bring me word again. So he sent him out of the vale of Hebron, and he came to Shechem.


Hebron
〔創世記23章2節〕
2 サラ、キリアテアルバにてしねこれはカナンののヘブロンなりアブラハムいたりてサラのためにかなしかつなけ
〔創世記35章27節〕
27 ヤコブ、キリアテアルバのマムレにゆきてその父󠄃ちゝイサクにいたれりこれすなはちヘブロンなり彼處かしこはアブラハムとイサクの寄寓やどりしところなり
〔民數紀略13章22節〕
22 彼等かれらすなはちみなみかたのぼりゆきてヘブロンにいたれりこゝにはアナクのアヒマン、セシヤイおよびタルマイあり(ヘブロンはエジプトのゾアンよりも七ねん前󠄃まへたてたるものなり)
〔ヨシュア記14章13節〕
13 ヨシユア、ヱフンネのカレブをしゆくしヘブロンをこれにあたへて產業さんげふとなさしむ
〔ヨシュア記14章15節〕
15 ヘブロンのもとはキリアテアルバとふアルバはアナキびとうちもつとおほいなるひとなりきこゝにいたりてその戰爭いくさやみぬ
see whether it be well with
〔創世記29章6節〕
6 ヤコブ又󠄂またかれらにいひけるはかれやすきや彼等かれらいふやすかれむすめラケルひつじともきたると
〔創世記41章16節〕
16 ヨセフ、パロにこたへていひけるはわれによるにあらずかみパロの平󠄃安へいあんつげたまはん
〔サムエル前書17章17節〕
17 ときにヱサイそのダビデにいひけるはいまなんぢあにのためにこの烘麥やきむぎこのとをのパンをりてぢんえいにをるあにのところにいそぎゆけ
〔サムエル前書17章18節〕
18 またこのとを乾酪かんらくをとりてその千夫せんにんかしらにおくりあに安否あんぴその返󠄄かへりごとをもちきたれと
〔サムエル後書18章32節〕
32 わうクシびとにいひけるは少年せうねんアブサロムは平󠄃安やすらかなるやクシびといひけるはねがはくはわうわがしゆてきおよびすべなんぢ起󠄃逆󠄃さからひて害󠄅がいをなさんとするものかの少年せうねんのごとくなれと
〔列王紀略上2章33節〕
33 されば彼等かれら長久とこしなへにヨアブのかうべその苗裔すゑかうべすべしされどダビデとその苗裔すゑそのいへそのくらゐにはヱホバよりの平󠄃安へいあん永久とこしなへにあるべし
〔詩篇125章5節〕
5 されどヱホバはふりかへりておのがまがれる道󠄃みちにいるものをあしきわざをなすものとともにさりしめたまはん 平󠄃安やすきはイスラエルのうへにあれ
〔エレミヤ記29章7節〕
7 わがなんぢらをとらへうつさしめしところのまちやすきもとめこれがためにヱホバにいのれそのまちやすきによりてなんぢらもまたやすきをうればなり
〔ルカ傳19章42節〕
42 『ああなんぢ、なんぢもしこのうち平󠄃和へいわにかかはることりたらんには――れどいまなんぢのかくれたり。

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あるひとかれに遇󠄃ふにかれにさまよひをりしかば其人そのひとかれにとふなんぢなにをたづぬるやといひければ
And a certain man found him, and, behold, he was wandering in the field: and the man asked him, saying, What seekest thou?


What
〔士師記4章22節〕
22 バラク、シセラを追󠄃きたりしときヤエルこれいでむかへていひけるはきたわれなんぢもとむるところのひとしめさんとかれそのところにいりみるにシセラびんのあたりに釘子くぎうたれてしにたふれをる
〔列王紀略下6章19節〕
19 こゝにおいてエリシヤかれらにいひけるはこれはその途󠄃みちにあらずこれはそのしろにもあらずわれしたがひてきたわれなんぢらをなんぢらが尋󠄃たづぬるひと所󠄃ところつれゆかんとて彼等かれらをサマリヤにひきいたれり
〔ヨハネ傳1章38節〕
38 イエス振反ふりかへりて、そのしたがひきたるをひたまふ『なにもとむるか』かれいふ『ラビ(きていへば)いづこにとゞまたまふか』
〔ヨハネ傳4章27節〕
27 とき弟子でしたちかへりきたりて、をんなかたたまふをあやしみたれど、なにもとたまふか、なにゆゑかれとかたたまふかとふものたれもなし。
〔ヨハネ傳18章4節〕
4 イエスおのれのぞまんとすることをことごとくり、進󠄃すゝみいでてかれらにひたまふ『たれ尋󠄃たづぬるか』
〔ヨハネ傳18章7節〕
7 こゝふたゝび『たれを尋󠄃たづぬるか』とたまへば『ナザレのイエスを』とふ。
〔ヨハネ傳20章15節〕
15 イエスたまふ『をんなよ、なにく、たれ尋󠄃たづぬるか』マリヤは園守そのもりならんとおもひてふ『きみよ、なんぢもしかれ取去とりさりしならば、何處いづこきしかをげよ、われ引取ひきとるべし』
he was
〔創世記21章14節〕
14 アブラハム朝󠄃あさつと起󠄃おきてパンとみづ革嚢かはぶくろとをりハガルにあたへてこれそのかた負󠄅おはそのたづさへてさらしめければかれゆきてベエルシバの曠野あらの躑躅さまよひしが

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かれいふわれはわが兄弟きやうだいたちをたづぬ請󠄃ふかれらがひつじをかひをる所󠄃ところをわれにつげ
And he said, I seek my brethren: tell me, I pray thee, where they feed their flocks.


seek
〔ルカ傳19章10節〕
10 それひときたれるは、せたるもの尋󠄃たづねてすくはんためなり』
tell me
〔雅歌1章7節〕
7 わがこゝろあいするものよなんぢは何處いづくにてなんぢのむれやしな午時ひるどきいづこにてこれやすまするや請󠄃ふわれにつげよ なんぞかほおほへるものごとくしてなんぢが伴󠄃侶ともむれのかたはらにをるべけんや

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そのひといひけるは彼等かれらこゝをされりわれかれらがドタンにゆかんといふをきゝたりとこゝおいてヨセフその兄弟きやうだいあとをおひゆきドタンにてこれ遇󠄃

And the man said, They are departed hence; for I heard them say, Let us go to Dothan. And Joseph went after his brethren, and found them in Dothan.


Dothan
〔列王紀略下6章13節〕
13 わういひけるはゆきかれいづくをるかをわれひとをやりてこれをとらへんとこゝかれはドタンにるとわうつげていふものありければ

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ヨセフの彼等かれら近󠄃ちかづかざる前󠄃まへかれこれはるかてこれをころさんとはか
And when they saw him afar off, even before he came near unto them, they conspired against him to slay him.


conspired
〔サムエル前書19章1節〕
1 サウルそのヨナタンおよびもろ〳〵臣僕しもべにダビデをころさんとすることをかたれり
〔詩篇31章13節〕
13 そはわれおほくのひとのそしりをきいいたるところにおそれあり かれらわれにさからひてたがひにはかりしが わが生命いのちをさへとらんとくはだてたり
〔詩篇37章12節〕
12 あしきものはただしきものにさからはんとて謀略はかりごとをめぐらしこれにむかひて切齒はがみ
〔詩篇37章32節〕
32 あしきものは義者ただしきものをひそみうかがひてこれをころさんとはかる
〔詩篇94章21節〕
21 彼等かれらはあひかたらひて義人ただしきひとのたましひをせめつみなきをつみにさだ
〔詩篇105章25節〕
25 またてきのこころをかへておのれのたみをにくましめ おのれの僕輩しもべらをあざむきもてなさしめたまへり
〔詩篇109章4節〕
4 われあいするにかれらかへりてわがてきとなる われただいのるなり
〔マタイ傳21章38節〕
38 農夫のうふどもたがひふ「これは世嗣よつぎなり、いざころして、その嗣業しげふらん」
〔マタイ傳27章1節〕
1 夜明よあけになりてすべての祭司長さいしちゃうたみ長老ちゃうらうら、イエスをころさんとあひはかり、
〔マルコ傳12章7節〕
7 かの農夫のうふどもたがひふ「これは世嗣よつぎなり、いざこれころさん、らばその嗣業しげふは、われらのものとなるべし」
〔マルコ傳14章1節〕
1 さて過󠄃越すぎこし除酵じょかうとのまつり二日ふつか前󠄃まへとなりぬ。祭司長さいしちゃう學者がくしゃ詭計たばかりをもてイエスをとらへ、かつころさんとくはだてて
〔ルカ傳20章14節〕
14 農夫のうふどもこれたがひろんじてふ「これは世嗣よつぎなり。いざころして嗣業しげふわれらのものとせん」
〔ルカ傳20章15節〕
15 かくてこれを葡萄園ぶだうぞのそと逐󠄃いだしてころせり。さらば葡萄園ぶだうぞのぬし、かれらになにさんか、
〔ヨハネ傳11章53節〕
53 かれこのよりイエスをころさんとはかれり。
〔使徒行傳23章12節〕
12 夜明よあけになりてユダヤびと徒黨とたうみ、盟約うけひてて、パウロをころすまでは飮食󠄃のみくひせじとふ。

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たがひにいひけるは作夢者ゆめみるものきたる
And they said one to another, Behold, this dreamer cometh.


Behold
〔サムエル後書6章20節〕
20 こゝにダビデその家族かぞくしゆくせんとてかへりしかばサウルのむすめミカル、ダビデをいでむかへていひけるはイスラエルのわう今日けふ如何いか威光ゐくわうありしやみづか遊󠄃蕩者いたづらものそのあらはすがごとく今日けふその臣僕けらいしもめをんなのまへにそのあらはしたまへりと
〔詩篇22章8節〕
8 かれはヱホバによりたのめりヱホバたすくべし ヱホバかれをよろこびたまふがゆゑにたすくべしと
〔イザヤ書5章19節〕
19 かれらはいふ そのなさんとすることをいそぎて速󠄃すみやかになせ 我儕われらこれをん イスラエルの聖󠄄者せいしやのさだむることを逼來せまりきたらせよ われらこれをしらんと
〔マタイ傳22章16節〕
16 その弟子でしらをヘロデたうものどもととも遺󠄃のこしてはしむ『よ、われらはる、なんぢはまことにして、まことをもてかみ道󠄃みちをしへ、かつたれをもはゞかりたまふことなし、ひと外貌うはべたまはぬゆゑなり。
〔マルコ傳15章29節〕
29 徃來ゆききものどもイエスをそしり、かうべりてふ『ああみやこぼちて三日みっかのうちにつるものよ、
dreamer
〔創世記28章12節〕
12 ときかれゆめみはしだてにたちゐてそのいたゞきてんいたれるを又󠄂またかみ使者つかひそれにのぼりくだりするをたり
〔創世記37章5節〕
5 こゝにヨセフゆめをみてその兄弟きやうだいつげければ彼等かれらいよ〳〵これをにくめり
〔創世記37章11節〕
11 かゝりしかばその兄弟きやうだいかれをねためりされどその父󠄃ちゝはこのことばをおぼえたり
〔創世記49章23節〕
23 射者いるものかれをなやましかれかれをにくめり

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去來いざかれをころしてあななげいれあるあしけものこれを食󠄃くらひたりといはしかしてかれゆめ如何いかになるかをるべし
Come now therefore, and let us slay him, and cast him into some pit, and we will say, Some evil beast hath devoured him: and we shall see what will become of his dreams.


Some
〔列王紀略上13章24節〕
24 かく其人そのひとゆきけるが獅子しゝ途󠄃みちにてこれ遇󠄃ひてこれころせりしかしてそのしかばね途󠄃みちすてられ驢馬ろばそのかたはら獅子しゝまたそのしかばねかたはらたて
〔列王紀略下2章24節〕
24 かれ回轉ふりかへりてかれらをみヱホバのをもてかれらを呪詛のろひければはやしうちより二頭ふたつぐまいでてその兒子こどもうち四十二にんをさきたり
〔箴言10章18節〕
18 うらみをかくすものには虛僞いつはりのくちびるあり 誹謗そしりをいだすものおろかなるものなり
〔箴言28章13節〕
13 そのつみかくすものはさかゆることなし され認󠄃いひあらはしてこれはなるるもの憐憫あはれみをうけん
and let
〔詩篇64章5節〕
5 また彼此たがひにあしき企圖くはだてをはげましともにはかりてひそかにわなをまうく かくていふたれかわれらをんと
〔箴言1章11節〕
11 彼等かれらなんぢにむかひて請󠄃ふ われらとともにきたれ 我儕われらまちぶせしてひとなが無辜つみなきものをゆゑなきにふしてねらひ
〔箴言1章12節〕
12 陰府よみのごとく彼等かれらいきたるままにてのみ壯健すこやかなるものはかくだもののごとくになさん
〔箴言1章16節〕
16 そはかれらのあしあくはしながさんとて急󠄃いそげばなり
〔箴言6章17節〕
17 すなはたかぶいつはりをいふした つみなきひとなが
〔箴言27章4節〕
4 忿怒いかりたけ憤恨いきどほりはげし されど嫉妬ねたみ前󠄃まへにはたれたつことをを
〔ヨハネ傳3章12節〕
12 われのことをふになんぢしんぜずば、てんのことをはんにはいかしんぜんや。
〔テトス書3章3節〕
3 われらも前󠄃さきにはおろかなるもの、したがはぬもの、迷󠄃まよへるもの、さまざまのよく快樂けらくとにつかふるもの、惡意󠄃あくい嫉妬ねたみとをもて過󠄃すごすもの、憎にくむべきもの、またたがひ憎にくものなりき。
and we
〔サムエル前書24章20節〕
20 われなんぢかならわうとならんことをりまたイスラエルのわうくになんぢによりてかたくたたんことをしる
〔サムエル前書26章2節〕
2 サウルすなはち起󠄃ちジフのにダビデを尋󠄃たづねんとイスラエルのうちより選󠄄えらみたる三ぜんひとをしたがへてジフのにくだる
〔マタイ傳2章2節〕
2 『ユダヤびとわうとてうまたまへるものは、何處いづこいますか。われら《[*]》ひがしにてそのほしたれば、はいせんためにきたれり』[*或は「その星の上れるを見たれば」と譯す。]~(16) こゝにヘロデ、博士はかせたちにすかされたりとさとりて、はなはだしくいきどほり、ひと遣󠄃つかはし、博士はかせたちにりて詳細つまびらかにせしときはかり、ベツレヘムおよすべてそのほとり地方ちはうなるさい以下いかをとこをことごとくころせり。 〔マタイ傳2章16節〕
〔マタイ傳27章40節〕
40 『《[*]》みやこぼちて三日みっかのうちにつるものよ、もしかみならばおのれすくへ、十字架じふじかよりりよ』[*或は「聖󠄄所󠄃」と譯す。]~(42)ひとすくひておのれすくふことあたはず。かれはイスラエルのわうなり、いま十字架じふじかよりりよかし、さらばわれかれしんぜん。 〔マタイ傳27章42節〕
〔マルコ傳15章29節〕
29 徃來ゆききものどもイエスをそしり、かうべりてふ『ああみやこぼちて三日みっかのうちにつるものよ、~(32) イスラエルのわうキリスト、いま十字架じふじかよりりよかし、らばわれしんぜん』とも十字架じふじかにつけられたるものどもも、イエスをのゝしりたり。
〔マルコ傳15章32節〕
〔ヨハネ傳12章10節〕
10 かく祭司長さいしちゃうら、ラザロをもころさんとはかる。
〔ヨハネ傳12章11節〕
11 かれのためにおほくのユダヤびとさりきてイエスをしんぜしゆゑなり。
〔使徒行傳4章16節〕
16 『この人々ひとびと如何いかにすべきぞ。かれによりて顯著いちじるしきしるしおこなはれしことは、すべてエルサレムに住󠄃ものられ、われこれいなむことあたはねばなり。~(18) すなはかれらをび、一切いっさいイエスのによりてかたり、またをしへざらんことをめいじたり。 〔使徒行傳4章18節〕

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ルベンきゝてヨセフを彼等かれらよりすくひださんとしていひけるは我等われらこれをころすべからず
And Reuben heard it, and he delivered him out of their hands; and said, Let us not kill him.


Reuben heard
〔創世記35章22節〕
22 イスラエルかの住󠄃すめときにルベンゆき父󠄃ちゝそばめビルハといねたりイスラエルこれを
    それヤコブのは十二にんなり
〔創世記42章22節〕
22 ルベンかれらにこたへていひけるはわれなんぢらにいひて童子わらべつみををかすなかれといひしにあらずやしかるに汝等なんぢらきかざりき是故このゆえまたかれをながせしつみをたゞさると
not kill him
〔創世記9章5節〕
5 汝等なんぢら生命いのちながすをばわれかならたださんけものこれをなすもひとをこれをすもわれたださんおほよひと兄弟きやうだいひと生命いのちとらわれただすべし
〔ヨシュア記10章28節〕
28 ヨシユアかのマツケダを刃󠄃やいばをもてこれとそのわうとをこれとそのなかたる一切すべてひとをことごとくほろぼして一人ひとりをも遺󠄃のこさずヱリコのわうになしたるごとくにマツケダのわうにもしぬ
〔マタイ傳10章28節〕
28 ころして靈魂たましひをころしものどもをおそるな、靈魂たましひとをゲヘナにてほろぼものをおそれよ。

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ルベンまたかれらにいひけるはをながすなかれこれ曠野あれのこのあななげいれてをこれにつくるなかれとこれ彼等かれらよりすくひだして父󠄃ちゝかへさんとてなりき
And Reuben said unto them, Shed no blood, but cast him into this pit that is in the wilderness, and lay no hand upon him; that he might rid him out of their hands, to deliver him to his father again.


Reuben said
〔創世記42章22節〕
22 ルベンかれらにこたへていひけるはわれなんぢらにいひて童子わらべつみををかすなかれといひしにあらずやしかるに汝等なんぢらきかざりき是故このゆえまたかれをながせしつみをたゞさると
Shed
〔マタイ傳27章24節〕
24 ピラトはなにかひなくかへつてらんにならんとするをて、みづをとり群衆ぐんじゅうのまへにあらひてふ『このひとにつきてわれつみなし、なんぢみづからあたれ』
lay
〔創世記22章12節〕
12 使者つかひいひけるはなんぢ童子わらべつくるなかれまたなにをもかれなすべからずなんぢすなはなんぢ獨子ひとりごをもわがためにをしまざればわれいまなんぢかみおそるるをると
〔出エジプト記24章11節〕
11 かみはイスラエルのこの頭人かしらたちにそのをかけたまはざりき彼等かれらかみ又󠄂また食󠄃くひのみをなせり
〔申命記13章9節〕
9 なんぢかならずこれころすべしこれころすにはなんぢまづこれくだしかのちたみみなくだすべし
〔使徒行傳12章1節〕
1 そのころヘロデわう敎會けうくわいのうちのあるひとどもをくるしめんとてくだし、

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こゝにヨセフ兄弟きやうだいもといたりければ彼等かれらヨセフのころもすなはちそのたるいろどれころも
And it came to pass, when Joseph was come unto his brethren, that they stript Joseph out of his coat, his coat of many colours that was on him;


colours
〔創世記37章3節〕
3 ヨセフは老年子としよりごなるがゆゑにイスラエルそのすべて兄弟きやうだいよりもふかくこれをあいしこれがためにいろどれころもつくれり
stript
〔創世記37章3節〕
3 ヨセフは老年子としよりごなるがゆゑにイスラエルそのすべて兄弟きやうだいよりもふかくこれをあいしこれがためにいろどれころもつくれり
〔創世記37章31節〕
31 かく彼等かれらヨセフのころもをとり牡山羊をやぎをころしてそのころもぬらし~(33) 父󠄃ちちこれをりていふわがころもなりあしけものかれをくらへりヨセフはかならずさかれしならんと 〔創世記37章33節〕
〔創世記42章21節〕
21 こゝかれらたがひにいひけるは我等われらおとうとことによりてまことつみあり彼等かれらかれわれらに只管ひたすらにねがひしときにそのこゝろくるしみながらこれきかざりきゆゑにこのくるしみわれらにのぞめるなり
〔詩篇22章18節〕
18 かれらたがひにわがころもをわかちがしたぎをくじにす
〔マタイ傳27章28節〕
28 そのころもをはぎて、緋色ひいろ上衣うはぎをきせ、

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かれとらへあななげいれたりあな空󠄃からにしてそのなかみづあらざりき

And they took him, and cast him into a pit: and the pit was empty, there was no water in it.


and cast
〔詩篇35章7節〕
7 かれらはゆゑなくわれをとらへんとてあみをあなにふせ ゆゑなくわが靈魂たましひをそこなはんとてあなをうがちたればなり
〔エレミヤ哀歌4章20節〕
20 かのわれらがはな氣息いきたるものヱホバにあぶらそそがれたるものは陷阱おとしあなにてとらへられにき これはわれらが異邦ことくににありてもこのかげ住󠄃すまんとおもひたりしものなり
the pit
〔詩篇40章2節〕
2 またわれをほろびのあなよりひぢのなかよりとりいだしてわがあしいはのうへにおきわがあゆみをかたくしたまへり
〔詩篇88章6節〕
6 なんぢわれをいとふかき穴󠄄あな くらきところ ふかきふちにおきたまひき
〔詩篇88章8節〕
8 わがあひしるものをわれよりとほざけわれをかれらに憎にくませたまへり われはこめとざされていづることあたはず
〔詩篇130章1節〕
1 ああヱホバよわれふかきふちよりなんぢをよべり
〔詩篇130章2節〕
2 しゆよねがはくはわがこゑをききなんぢのみみをわが懇求ねがひのこゑにかたぶけたまへ
〔エレミヤ記38章6節〕
6 かれらすなはちヱレミヤをとりひとやにはにあるハンメレクのマルキヤのあななげいるすなはなはをもてヱレミヤをつりおろせしがそのあなみづなくして汚泥どろのみなりければヱレミヤは汚泥どろのなかにしづめり
〔エレミヤ哀歌3章52節〕
52 ゆゑなくしてわれてきするものどもとり追󠄃おふごとくにいたくわれをおひ~(55) ヱホバよ われふかあなそこよりなんぢよべり 〔エレミヤ哀歌3章55節〕
〔ゼカリヤ書9章11節〕
11 なんぢについてはまたなんぢ契󠄅約けいやくのためにわれかのみづなきあなよりなんぢ被俘人とらはれびとはないださん

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かくして彼等かれらすわりてパンを食󠄃くらをあげてしに一群ひとくみのイシマエルびと駱駝らくだ香物かうもつ乳󠄃香にうかう沒藥もつやくをおはせてエジプトにくだりゆかんとてギレアデよりきた
And they sat down to eat bread: and they lifted up their eyes and looked, and, behold, a company of Ishmeelites came from Gilead with their camels bearing spicery and balm and myrrh, going to carry it down to Egypt.


Gilead
〔創世記31章21節〕
21 すなはかれそのすべて所󠄃有もちものたづさへて逃󠄄にげ起󠄃たちかはわたりギレアデのやまにむかふ
〔創世記43章11節〕
11 父󠄃ちゝイスラエル彼等かれらにいひけるはしからかくなせ汝等なんぢらくにめいぶつうつはにいれたづさへくだりて彼人かのひと禮物れいもつとせよ乳󠄃香にうかう少許すこしみつ少許すこし香物かうもつ沒藥もつやく胡桃くるみおよび巴旦杏はだんきやう
〔エレミヤ記8章22節〕
22 ギレアデに乳󠄃香にうかうあるにあらずや彼處かしこ醫者いしやあるにあらずやいかにして我民わがたみむすめはいやされざるや
Ishmeelites
〔創世記16章11節〕
11 ヱホバの使者つかひ又󠄂またかれいひけるはなんぢはらめり男子をとこのこまんそのをイシマエル(神聽知かみきこしめす)となづくべしヱホバなんぢ艱難くるしみ聽知きこしめしたまへばなり
〔創世記16章12節〕
12 かれ野驢馬のろばごとひととならんそのすべてひとてきすべてひとはこれにてきすべしかれそのすべて兄弟きやうだいひがし住󠄃すまんと
〔創世記25章1節〕
1 アブラハムふたゝびつまめとそのをケトラといふ~(4) ミデアンのはエパ、エペル、ヘノク、アビダ、エルダアなり是等これらみなケトラの子孫しそんなり 〔創世記25章4節〕
〔創世記25章16節〕
16 是等これらはイシマエルのなり是等これらその郷黨さとそのえいにしたがひていへものにしてそのくにしたがひていへば十二の牧伯きみなり~(18) イシマエルの子等こらはハビラよりエジプトの前󠄃まへなるシユルまでのあひだ居住󠄃すみてアッスリヤまでにおよべりイシマエルはそのすべての兄弟きやうだいたちのまへにすめり
〔創世記25章18節〕
〔創世記31章23節〕
23 かれ兄弟きやうだい率󠄃ひきゐてそのあと追󠄃ひしが七日路なぬかぢをへてギレアデのやまにてこれ追󠄃及おひつき
〔創世記37章28節〕
28 ときにミデアンの商旅あきうど經過󠄃とほりければヨセフをあなよりひきあげぎん二十まいにてヨセフをイシマエルびとうれ彼等かれらすなはちヨセフをエジプトにたづさへゆきぬ
〔創世記37章36節〕
36 さてミデアンびとはエジプトにてパロの侍衞ぢゑいかしらポテパルにヨセフをうれ
〔詩篇83章6節〕
6 こはエドムの幕屋まくやにすめるひとイシマエルびとモアブ、ハガルびと
balm
無し
myrrh
無し
spicery
無し
they sat
〔エステル書3章15節〕
15 驛卒はゆまづかひわうめいによりて急󠄃いそぎていでゆきぬ この詔書みことのりはシユシヤンのしろおいいだされたり かくてわうとハマンはしてさけのみゐたりしがシユシヤンのまちまどひわづらへり
〔詩篇14章4節〕
4 不義ふぎをおこなふものはみな智覺さとりなきか かれらはものくふごとくわがたみをくらひ またヱホバをよぶことをせざるなり
〔箴言30章20節〕
20 淫婦󠄃いんぷ途󠄃みちまたしかり かれ食󠄃くらひてそのくちぬぐひ われあしきことをなさざりきといふ
〔アモス書6章6節〕
6 大斝おほさかづきをもてさけもつとたふときあぶらりヨセフの艱難なやみうれへざるなり

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ユダその兄弟きやうだいにいひけるは我儕われらおとうとをころしてそのかくすもなにえきかあらん
And Judah said unto his brethren, What profit is it if we slay our brother, and conceal his blood?


What profit
〔創世記25章32節〕
32 エサウいふわれしなんとしてこのとくけんわれなにえきをなさんや
〔詩篇30章9節〕
9 われはかにくだらばわがなにのえきあらん ちりはなんぢをほめたたへんや なんぢの眞理まことをのべつたへんや
〔エレミヤ記41章8節〕
8 たゞしそのうちの十にんイシマエルにむかひわれらは田地はたけ小麥こむぎ 麰麥おほむぎあぶらおよびみつかくもてわれらをころすなかれといひたればかれらをその兄弟きやうだいともころさずしてやみ
〔マタイ傳16章26節〕
26 ひと全󠄃世界ぜんせかいまうくとも、おの生命いのちそんせば、なにえきあらん、又󠄂またその生命いのちしろなにあたへんや。
〔ロマ書6章21節〕
21 そのときいまはぢとする所󠄃ところことによりてなにしか、これらのことはてなり。
conceal
〔創世記4章10節〕
10 ヱホバいひたまひけるはなんぢなにをなしたるやなんぢおとうとこゑよりわれさけべり
〔創世記37章20節〕
20 去來いざかれをころしてあななげいれあるあしけものこれを食󠄃くらひたりといはしかしてかれゆめ如何いかになるかをるべし
〔申命記17章8節〕
8 なんぢもんうちうつたあらそことおこるにあたりその事件ことがらもしあひながことまたは權理けんりあひあらそことまたはたがひあひうちたることなどにしてなんぢ裁判󠄄さばきかぬるものならばなんぢ起󠄃たちあがりてなんぢかみヱホバの選󠄄えらびたまふところのぼ
〔サムエル後書1章16節〕
16 ダビデかれにいひけるはなんぢなんぢかうべせよなんぢくちづからわれヱホバのあぶらそそぎしものをころせりといひておのれにむかひてあかしをたつればなり
〔ヨブ記16章18節〕
18 わがおほふなかれ わが號呼さけびやすところざれ
〔エゼキエル書24章7節〕
7 かれはそのなかにありかれかわけるいはうへにこれをおけりこれをつちにそそぎてちりおほはれしめず

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去來いざかれをイシマエルびとうらかれ我等われら兄弟きやうだいわれらのにくなればわれらのをかれにつくべからずと兄弟きやうだいこれをよしとす
Come, and let us sell him to the Ishmeelites, and let not our hand be upon him; for he is our brother and our flesh. And his brethren were content.


he is our
〔創世記29章14節〕
14 ラバンかれにいひけるはなんぢまことにわがこつにくなりとヤコブ一月ひとつきあひだかれとともに
〔創世記42章21節〕
21 こゝかれらたがひにいひけるは我等われらおとうとことによりてまことつみあり彼等かれらかれわれらに只管ひたすらにねがひしときにそのこゝろくるしみながらこれきかざりきゆゑにこのくるしみわれらにのぞめるなり
let not
〔サムエル前書18章17節〕
17 サウル、ダビデにいひけるはわれわが長女あねむすめメラブをなんぢめあはさんなんぢただわがためにいさみヱホバのいくさたゝかふべしとはサウルわがにてかれをころさでペリシテびとにてころさんとおもひたればなり
〔サムエル後書11章14節〕
14 朝󠄃あさにおよびてダビデ、ヨアブヘのふみ認󠄃したためてこれをウリヤのによりて遣󠄃おくれり~(17) 城邑まちひといでてヨアブとたゝかひしかばダビデのけらいうち數人すうにんたふれヘテびとウリヤもり 〔サムエル後書11章17節〕
〔サムエル後書12章9節〕
9 なんなんぢヱホバのことば藐視かろんじてそののまへにあくをなせしやなんぢ刃󠄃劍かたなをもてヘテびとウリヤをころそのつまをとりてなんぢつまとなせりすなはちアンモンの子孫ひと〴〵かたなをもてかれきりころせり
sell him
〔創世記37章22節〕
22 ルベンまたかれらにいひけるはをながすなかれこれ曠野あれのこのあななげいれてをこれにつくるなかれとこれ彼等かれらよりすくひだして父󠄃ちゝかへさんとてなりき
〔出エジプト記21章16節〕
16 ひと拐帶かどはかしたるものこれうりたるもなほそのにあるもかならころさるべし
〔出エジプト記21章21節〕
21 されかれもし一日いちにち二日ふつかいきのびなば其人そのひとばつせられざるべしかれはそのひと金子かねなればなり
〔ネヘミヤ記5章8節〕
8 かれらにいひけるはわれらは異邦人ことくにびとうられたるわれらの兄弟きやうだいユダヤびとわれらのちからにしたがひてあがなへりしかるにまた汝等なんぢらおのれ兄弟きやうだいうらんとするやいかでこれをわれらのうらるべけんやとかれらはもくしてことばなかりき
〔マタイ傳16章26節〕
26 ひと全󠄃世界ぜんせかいまうくとも、おの生命いのちそんせば、なにえきあらん、又󠄂またその生命いのちしろなにあたへんや。
〔マタイ傳26章15節〕
15 『なんぢらにかれわたさば、なにほどわれあたへんとするか』かれら《[*]》ぎん三十さんじふはかいだせり。[*或は「銀三十と定めたり」と譯す。]
〔テモテ前書1章10節〕
10 淫行いんかうのもの、男色なんしょくおこなふもの、ひと誘拐かどはかすもの、いつはもの、いつはりちかものため、そのほか健全󠄃けんぜんなるをしへ逆󠄃さからすべてのことのためにまうけられたるをるべし。
〔ヨハネ黙示録18章13節〕
13 また肉桂にくけい香料かうれうかうにほひあぶら乳󠄃香にうかう葡萄酒ぶだうしゅ・オリブ麥粉むぎこむぎうしひつじうまくるま奴隷どれいおよびひと靈魂たましひなり。
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ときにミデアンの商旅あきうど經過󠄃とほりければヨセフをあなよりひきあげぎん二十まいにてヨセフをイシマエルびとうれ彼等かれらすなはちヨセフをエジプトにたづさへゆきぬ

Then there passed by Midianites merchantmen; and they drew and lifted up Joseph out of the pit, and sold Joseph to the Ishmeelites for twenty pieces of silver: and they brought Joseph into Egypt.


Midianites
〔創世記25章2節〕
2 かれジムラン、ヨクシヤン、メダン、ミデアン、イシバク、シユワをうめ
〔創世記37章25節〕
25 かくして彼等かれらすわりてパンを食󠄃くらをあげてしに一群ひとくみのイシマエルびと駱駝らくだ香物かうもつ乳󠄃香にうかう沒藥もつやくをおはせてエジプトにくだりゆかんとてギレアデよりきた
〔出エジプト記2章16節〕
16 ミデアンの祭司さいしに七にん女子むすめありしが彼等かれらきたりてみづみづばちみて父󠄃ちゝ羊群むれみづかはんとしけるに
〔民數紀略25章15節〕
15 またそのころされしミデアンの婦󠄃人をんなをコズビといひてツルの女子むすめなりツルはミデアンのたみ宗族やからかしらなり
〔民數紀略25章17節〕
17 ミデアンびとせまりてこれを
〔民數紀略31章2節〕
2 なんぢイスラエルの子孫ひと〴〵あだをミデアンびとむくゆべしそののちなんぢはそのたみくははらん
〔民數紀略31章3節〕
3 モーセすなはちたみつげいひけるはなんぢらのうちよりひと選󠄄えらみて戰爭いくさにいづる准備そなへをなさしめこれをしてミデアンびとせめゆかしめてヱホバのあだをミデアンびとむくゆべし
〔民數紀略31章8節〕
8 そのころしゝものほかにまたミデアンのわうにんころせりそのミデアンの王等わうたちはエビ、レケム、ツル、ホル、レバといふまたベオルのバラムをもつるぎにかけてころせり
〔民數紀略31章9節〕
9 イスラエルの子孫ひと〴〵すなはちミデアンの婦󠄃女等をんなどもとその子女こども生擒いけどりその家畜かちくひつじむれとその貨財くわざいをことごとくうば
〔民數紀略31章38節〕
38 うしまん六千そのうちよりヱホバにみつぎとせしものは七十二
〔士師記6章1節〕
1 イスラエルの子孫ひと〴〵またヱホバののまへにあくおこなひたればヱホバ七ねんあひだこれをミデアンびとわたしたまふ~(3) イスラエルびと蒔種たねまきしてありけるをりしもミデアンびとアマレキびとおよ東方とうはうたみのぼきたりておしせ 〔士師記6章3節〕
〔詩篇83章9節〕
9 なんぢさきにミデアンになしたまへるごとくキションのかはにてシセラとヤビンとになしたまへるごとく彼等かれらにもなしたまへ
〔イザヤ書60章6節〕
6 おほくの駱駝らくだミデアンおよびエバのわかき駱駝らくだなんぢのなかにあまねくみち シバのもろもろのひとこがね乳󠄃香にうかうをたづさへきたりてヱホバのほまれをのべつたへん
sold
〔創世記45章4節〕
4 ヨセフ兄弟きやうだいにいひけるは請󠄃われにちかよれとかれらすなはち近󠄃ちかよりければわれはなんぢらのおとうとヨセフなんぢらがエジプトにうりたるものなり
〔創世記45章5節〕
5 されど汝等なんぢらわれをこゝにうりしをもてうれふるなかれうらむるなかれかみ生命いのちをすくはしめんとてわれ汝等なんぢら前󠄃さきにつかはしたまへるなり
〔詩篇105章17節〕
17 又󠄂またかれらの前󠄃まへにひとりを遣󠄃つかはしたまへり ヨセフはうられてしもべとなりぬ
〔ゼカリヤ書11章12節〕
12 われかれらにむかひて汝等なんぢらもしよしなばわがあたひわれさづけよもししからずばめよといひければ彼等かれらすなはちぎん三十をはかりてわがあたひとせり
〔ゼカリヤ書11章13節〕
13 ヱホバわれいひたまひけるは彼等かれら估價ねづもりせられしその善價よきあたひ陶人すゑものしなげあたへよとわれすなはちぎん三十をとりてヱホバのへやなげいれて陶人すゑものしせしむ
〔マタイ傳26章15節〕
15 『なんぢらにかれわたさば、なにほどわれあたへんとするか』かれら《[*]》ぎん三十さんじふはかいだせり。[*或は「銀三十と定めたり」と譯す。]
〔マタイ傳27章9節〕
9 ここに預言者よげんしゃエレミヤによりてはれたることば成就じゃうじゅしたり。いはく『かくて《[*]》かれ値積ねづもられしもの、すなはちイスラエルのらが値積ねづもりしものあたひぎん三十さんじふをとりて、[*或は「われ」と譯す。]
〔使徒行傳7章9節〕
9 先祖せんぞたちヨセフをねたみてエジプトにりしに、かみかれともいまして、

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こゝにルベンかへりてあなにいたりしにヨセフあなにをらざりしかばそのころも
And Reuben returned unto the pit; and, behold, Joseph was not in the pit; and he rent his clothes.


he rent
〔創世記34章13節〕
13 ヤコブの子等こらシケムとその父󠄃ちゝハモルにいつはりてこたへたりすなはちシケムがそのいもうとデナをけがしたるによりて
〔創世記37章34節〕
34 ヤコブそのころも麻󠄃布あさぬのこしにまとひひさしくそののためになげけり
〔民數紀略14章6節〕
6 ときにかのうかゞひたりしものうちなるヌンのヨシユアとヱフンネのカルブその衣服󠄃ころも
〔士師記11章35節〕
35 ヱフタこれてそのころもさきていひけるはああむすめなんぢまことわれいたましむなんぢわれなやますものなりわれヱホバにむかひてくちひらきしによりてあらたむることあたはざればなり
〔列王紀略下19章1節〕
1 ヒゼキヤわうこれをきゝてそのころも麻󠄃布あさぬのにまとひてヱホバのいへ
〔ヨブ記1章20節〕
20 こゝにおいてヨブ起󠄃たちあがり外衣うはぎかみふししてはい
〔ヨエル書2章13節〕
13 なんぢころもかずしてこゝろ汝等なんぢらかみヱホバにかへるべし かれ恩惠めぐみあり憐憫あはれみありかついかることゆるく愛憐いつくしみおほいにして災害󠄅わざはひをなすをくいたまふなり
〔使徒行傳14章14節〕
14 使徒しとたち、すなはちバルナバとパウロとこれきておのころもをさき群衆ぐんじゅうのなかにり、

前に戻る 【創世記37章30節】

兄弟きやうだいもとにかへりて童子わらべはをらず嗚呼あゝわれ何處いづくにゆくべきや
And he returned unto his brethren, and said, The child is not; and I, whither shall I go?


(Whole verse)
〔創世記37章20節〕
20 去來いざかれをころしてあななげいれあるあしけものこれを食󠄃くらひたりといはしかしてかれゆめ如何いかになるかをるべし
〔創世記42章13節〕
13 彼等かれらいひけるはしもべは十二にん兄弟きやうだいにしてカナンの一箇ひとりひとなり季子すゑのこ今日けふ父󠄃ちゝとともにをる又󠄂また一人ひとりはをらずなりぬ
〔創世記42章32節〕
32 われらは十二にん兄弟きやうだいにしておな父󠄃ちゝなり一人ひとりはをらずなりすゑのは今日けふ父󠄃ちゝとともにカナンのにありと
〔創世記42章35節〕
35 こゝ彼等かれらそのふくろあけたるに各人おの〳〵金包かねづつみそのふくろのなかにあり彼等かれらとその父󠄃ちゝ金包かねづつみておそれたり
〔エレミヤ記31章15節〕
15 ヱホバかくいひたまふなげかなしみいたくうれふるこゑラマにきこゆラケルその兒子こどものためになげきその兒子こどものあらずなりしによりてなぐさめをえず

前に戻る 【創世記37章31節】

かく彼等かれらヨセフのころもをとり牡山羊をやぎをころしてそのころもぬら
And they took Joseph's coat, and killed a kid of the goats, and dipped the coat in the blood;


(Whole verse)
〔創世記37章3節〕
3 ヨセフは老年子としよりごなるがゆゑにイスラエルそのすべて兄弟きやうだいよりもふかくこれをあいしこれがためにいろどれころもつくれり
〔創世記37章23節〕
23 こゝにヨセフ兄弟きやうだいもといたりければ彼等かれらヨセフのころもすなはちそのたるいろどれころも
〔箴言28章13節〕
13 そのつみかくすものはさかゆることなし され認󠄃いひあらはしてこれはなるるもの憐憫あはれみをうけん

前に戻る 【創世記37章32節】

そのいろどれころも父󠄃ちゝにおくり遣󠄃つかはしていひけるは我等われらこれをたりなんぢのころもなるやいなやれと
And they sent the coat of many colours, and they brought it to their father; and said, This have we found: know now whether it be thy son's coat or no.


thy son's
〔創世記37章3節〕
3 ヨセフは老年子としよりごなるがゆゑにイスラエルそのすべて兄弟きやうだいよりもふかくこれをあいしこれがためにいろどれころもつくれり
〔創世記44章20節〕
20 我等われらしゆにいへり我等われらにわが父󠄃ちゝあり老人らうじんなり又󠄂またその老年子としよりごなる少者わかうどありそのあにしにてそのはゝ遺󠄃のこせるはたゞこれのみゆゑ父󠄃ちゝこれをあいすと~(23) なんぢまたしもべにいひたまはくなんぢらのすゑおとうと汝等なんぢらとともにくだるにあらざれば汝等なんぢらふたゝびわがかほるべからずと 〔創世記44章23節〕
〔ルカ傳15章30節〕
30 しかるに遊󠄃女あそびめらとともに、なんぢ身代しんだい食󠄃くらつくしたるなんぢかへきたれば、これがためにえたるこうしほふれり」

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父󠄃ちちこれをりていふわがころもなりあしけものかれをくらへりヨセフはかならずさかれしならんと
And he knew it, and said, It is my son's coat; an evil beast hath devoured him; Joseph is without doubt rent in pieces.


evil beast
〔創世記37章20節〕
20 去來いざかれをころしてあななげいれあるあしけものこれを食󠄃くらひたりといはしかしてかれゆめ如何いかになるかをるべし
〔創世記44章28節〕
28 その一人ひとりいでてわれをはなれたればかならさきころされしならんとおもへりわれいまにいたるまでかれ
〔列王紀略上13章24節〕
24 かく其人そのひとゆきけるが獅子しゝ途󠄃みちにてこれ遇󠄃ひてこれころせりしかしてそのしかばね途󠄃みちすてられ驢馬ろばそのかたはら獅子しゝまたそのしかばねかたはらたて
〔列王紀略下2章24節〕
24 かれ回轉ふりかへりてかれらをみヱホバのをもてかれらを呪詛のろひければはやしうちより二頭ふたつぐまいでてその兒子こどもうち四十二にんをさきたり
〔箴言14章15節〕
15 つたなきものはすべてのことばしんかしこきものはそのあゆみつゝし
〔ヨハネ傳13章7節〕
7 イエスこたへてたまふ『わがすことをなんぢいまはらず、のちさとるべし』

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ヤコブそのころも麻󠄃布あさぬのこしにまとひひさしくそののためになげけり
And Jacob rent his clothes, and put sackcloth upon his loins, and mourned for his son many days.


(Whole verse)
〔創世記37章29節〕
29 こゝにルベンかへりてあなにいたりしにヨセフあなにをらざりしかばそのころも
〔ヨシュア記7章6節〕
6 かゝりしかばヨシユアころもきイスラエルの長老等ちやうらうたちとともにヱホバのはこ前󠄃まへにてくれまで俯伏ひれふしをりかしらちりかむれり
〔サムエル後書1章11節〕
11 こゝにおいてダビデおのれのころもとりてこれをけりまたかれとともにあるものみなしかせり
〔サムエル後書3章31節〕
31 ダビデ、ヨアブおよびおのれとともにあるたみにいひけるはなんぢらの衣服󠄃ころも麻󠄃あさころもてアブネルのために哀哭なげくべしとダビデわうそのくわんにしたがふ
〔列王紀略上20章31節〕
31 その臣僕しもべかれにいひけるは我儕われらイスラエルのいへ王等わうたち仁慈あはれみあるわうなりときけ請󠄃我儕われら粗麻󠄃布あさぬのこしにつけなはくびにつけてイスラエルのわう所󠄃ところにいたらんかれなんぢいのちいかしむることあらんと
〔列王紀略上21章27節〕
27 アハブこれことばきゝけるときそのころも粗麻󠄃布あさぬのにまとひ食󠄃しよく粗麻󠄃布あさぬの遲々しづか步行あゆめ
〔列王紀略下19章1節〕
1 ヒゼキヤわうこれをきゝてそのころも麻󠄃布あさぬのにまとひてヱホバのいへ
〔歴代志略上21章16節〕
16 ダビデをあげてるにヱホバの使者つかひてんあひだたちぬきつるぎにとりてヱルサレムのかたにこれをのべをりければダビデと長老等としよりたち麻󠄃布あさぬの俯伏ふれふせ
〔エズラ書9章3節〕
3 われこのこときゝわがころもうはぎ頭髮かみのけひげぬきおどろあきれてせり~(5) ばん供物そなへものときにいたりわれそのぎやうより起󠄃たちころもうはぎとをさきたるままひざかがめてわがかみヱホバにむかひのべて 〔エズラ書9章5節〕
〔ネヘミヤ記9章1節〕
1 そのつきの二十四にイスラエルの子孫ひと〴〵あつまりて斷食󠄃だんじき麻󠄃布あさぬのまとつちかむれり
〔エステル書4章1節〕
1 モルデカイすべてこのなされたることしりしかばモルデカイ衣服󠄃ころも麻󠄃布あさぬのまと灰󠄃はひをかぶりまちなかゆきおほいいたさけび~(3) すべてわうめいとその詔書みことのりいたれるしよしうにてはユダヤびとうちにおほいなるかなしみあり斷食󠄃だんじき哭泣なげき號呼さけびおこれり また麻󠄃布あさぬのをまとふて灰󠄃はひうへするものおほかりき
〔エステル書4章3節〕
〔ヨブ記1章20節〕
20 こゝにおいてヨブ起󠄃たちあがり外衣うはぎかみふししてはい
〔ヨブ記2章12節〕
12 あげはるかしにそのヨブなるを見識みしりがたきほどなりければひとしこゑあげおの〳〵おのれの外衣うはぎてんにむかひてちりまきおのれかしらうへにちらし
〔詩篇69章11節〕
11 われ麁布あらたへをころもとなししにかれらが諺語ことわざとなりぬ
〔イザヤ書22章12節〕
12 そのしゆ萬軍ばんぐんのヱホバめいじてなきかなしみかしらをかぶろにし麁服󠄃あらたへをまとへとおほせたまひしかど
〔イザヤ書22章13節〕
13 なんぢらはよろこびたのしみうしをほふりひつじをころしにくをくらひさけをのみていふ 我儕われらくらひかつのむべし明日あすはしぬべければなりと
〔イザヤ書32章11節〕
11 やすらかにをる婦󠄃等をんなたちよふるひおそれよ おもひわづらひなきものよをののきあわてよ ころもをぬぎ裸體はだかになりてこし麁服󠄃あらたへをまとへ
〔イザヤ書36章22節〕
22 そのときヒルキヤのなる家司いへつかさエリアキム書記しよきセブナおよびアサフのなる史官しくわんヨアころもをてヒゼキヤにゆきこれにラブシヤケのことばをつげたり
〔イザヤ書37章1節〕
1 ヒゼキヤわうこれをききてそのころもをさき麁衣あらたへをまとひてヱホバのいへにゆき
〔イザヤ書37章2節〕
2 家司いへつかさエリアキム書記しよきセブナおよび祭司さいしのなかの長老等としよりたちをしてみなあらたへをまとはせてアモツの預言者よげんしやイザヤのもとにゆかしむ
〔エレミヤ記36章24節〕
24 わうとその臣僕等しもべらはこのもろ〳〵ことばをきけどもおそれずまたそのころもさかざりき
〔ヨエル書2章13節〕
13 なんぢころもかずしてこゝろ汝等なんぢらかみヱホバにかへるべし かれ恩惠めぐみあり憐憫あはれみありかついかることゆるく愛憐いつくしみおほいにして災害󠄅わざはひをなすをくいたまふなり
〔ヨナ書3章5節〕
5 かかりしかばニネベの人々ひと〴〵かみしん斷食󠄃だんじきおほいなるものよりちひさものいたるまでみな麻󠄃あさぬのたり~(8) ひとけもの麻󠄃布あさぬのをまとひ只管ひたすらかみよばはりかつおのおのそのあし途󠄃みちおよびその邪惡よこしまはなるべし 〔ヨナ書3章8節〕
〔マタイ傳11章21節〕
21禍害󠄅わざはひなるかな、コラジンよ、禍害󠄅わざはひなるかな、ベツサイダよ、なんぢらのうちにておこなひたる能力ちからあるわざをツロとシドンとにておこなひしならば、かれらははや荒布あらぬの灰󠄃はひなかにて悔改くいあらためしならん。
〔マタイ傳26章65節〕
65 ここにだい祭司さいしおのがころもきてふ『かれ瀆言けがしごとをいへり、なんほか證人しょうにんもとめん。よ、なんぢらいまこの瀆言けがしごとをきけり。
〔使徒行傳14章14節〕
14 使徒しとたち、すなはちバルナバとパウロとこれきておのころもをさき群衆ぐんじゅうのなかにり、
〔ヨハネ黙示録11章3節〕
3 われわが二人ふたり證人しょうにんけんあたへん、かれらは荒布あらぬの千二百せんにひゃく六十日ろくじふにちのあひだ預言よげんすべし。

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そのむすこむすめみな起󠄃たちてかれをなぐさむれどもその慰謝なぐさめをうけずしてわれなげきつゝ陰府よみにくだりてわがのもとにゆかんといふかくその父󠄃ちちかれのためになき
And all his sons and all his daughters rose up to comfort him; but he refused to be comforted; and he said, For I will go down into the grave unto my son mourning. Thus his father wept for him.


For I
〔創世記42章31節〕
31 われかれにいふ我等われら篤實まことなるものなり間者かんじやにあらず
〔創世記44章29節〕
29 なんぢらこれをもわがそばよりとりゆかんにもし災害󠄅わざはひこれにおよぶあらば遂󠄅つひにわが白髮しらがをしてかなしみてはかにくだらしむるにいたらんと~(31) 父󠄃ちゝ童子わらべをらざるをしぬるにいたらんしかればしもべなんぢのしもべわれらの父󠄃ちゝ白髮しらがをしてかなしみてはかにくだらしむるなり 〔創世記44章31節〕
〔創世記45章28節〕
28 イスラエルすなはちいふたれりわがヨセフなほいきをるわれしなざるまへにゆきこれ
his daughters
〔創世記31章43節〕
43 ラバンこたへてヤコブにいひけるはむすめはわがむすめ子等こらはわがむれはわがむれなんぢものみなわが所󠄃屬ものなりわれ今日けふこのわがむすめとそのうみたる子等こらなにをなすをえんや
〔創世記35章22節〕
22 イスラエルかの住󠄃すめときにルベンゆき父󠄃ちゝそばめビルハといねたりイスラエルこれを
    それヤコブのは十二にんなり~(26) レアの仕女つかへめジルパのはガドとアセルなり是等これらはヤコブのにしてパダンアラムにてかれうまれたるものなり 〔創世記35章26節〕
rose up
〔サムエル後書12章17節〕
17 ダビデのいへとしよりたちかれかたはらちてかれをより起󠄃たゝしめんとせしかどもかれがへんぜず又󠄂またかれらとともに食󠄃しよくなさざりき
〔ヨブ記2章11節〕
11 ときにヨブの三にんともこの一切すべて災禍わざはひかれのぞめるを各々おの〳〵おのれのところよりしてきたれり すなはちテマンびとエリパズ、シユヒびとビルダデおよびマアナびとゾパルこれなり かれらヨブをいたはりかつなぐさめんとてたがひやくしてきたりしが
〔詩篇77章2節〕
2 わがなやみのにわれしゆをたづねまつれり よるわがをのべてゆるむることなかりき わがたましひはなぐさめらるるをいなみたり
〔エレミヤ記31章15節〕
15 ヱホバかくいひたまふなげかなしみいたくうれふるこゑラマにきこゆラケルその兒子こどものためになげきその兒子こどものあらずなりしによりてなぐさめをえず

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さてミデアンびとはエジプトにてパロの侍衞ぢゑいかしらポテパルにヨセフをうれ
And the Midianites sold him into Egypt unto Potiphar, an officer of Pharaoh's, and captain of the guard.


captain
〔創世記39章1節〕
1 ヨセフたづさへられてエジプトにくだりしがエジプトびとポテパル、パロのしん侍衞ぢゑいかしらなるものかれ其處そこにたづさへくだれるイシマエルびとよりこれをふ~(23) 典獄ひとやをさそのまかせたる所󠄃ところことなにをもかへりみざりきはヱホバ、ヨセフとともにいませばなりヱホバかれのなすところをさかえしめたまふ 〔創世記39章23節〕
〔創世記40章4節〕
4 侍衞じゑいかしらヨセフをして彼等かれらそばはべらしめたればヨセフこれにつかふ彼等かれら幽囚とらはれてたり
〔列王紀略下25章8節〕
8 バビロンのわうネブカデネザルのの十九ねんの五ぐわつ七日なぬかにバビロンのわうしん侍衞じゑいかしらネブザラダン、ヱルサレムにきたり
officer
〔エステル書1章10節〕
10 第七日なぬかめにアハシユエロスわうさけのためにこゝろたのしわう前󠄃まへつかふる七にん侍從じじうメホマン、ビスタ、ハルボナ、ビグタ、アバグタ、セタルおよびカルカスにめい
〔イザヤ書56章3節〕
3 ヱホバにつらなれる異邦人ことくにびとはいふなかれ ヱホバかならわれをそのたみより分󠄃わかたまはんと 寺人じじんもまたいふなかれ われはかれたるなりと
the Midianites
〔創世記25章1節〕
1 アブラハムふたゝびつまめとそのをケトラといふ
〔創世記25章2節〕
2 かれジムラン、ヨクシヤン、メダン、ミデアン、イシバク、シユワをうめ
〔創世記37章28節〕
28 ときにミデアンの商旅あきうど經過󠄃とほりければヨセフをあなよりひきあげぎん二十まいにてヨセフをイシマエルびとうれ彼等かれらすなはちヨセフをエジプトにたづさへゆきぬ
〔創世記39章1節〕
1 ヨセフたづさへられてエジプトにくだりしがエジプトびとポテパル、パロのしん侍衞ぢゑいかしらなるものかれ其處そこにたづさへくだれるイシマエルびとよりこれを